坐禅をする宗派(禅宗)には曹洞宗と臨済宗があると前回お話しいたしました
それぞれ考え方がちょっと違うのでわかる範囲でご説明いたします
双方とも元々は中国の達磨(だるま)大師を始祖としますが国内導入の際に持ち帰った教祖の考え方が違ったようです。でも達磨の置物は神社で売っているのは謎
仏教は飛鳥時代に日本に入ってきたそうです 聖徳太子が広めた事が有名ですよね
その後奈良時代に国家護国のために貴族階級が学問として学び、一般大衆に向けては鎌倉時代に広まった鎌倉仏教に曹洞宗も臨済宗があったそうです
【教祖】
曹洞宗は道元禅師
臨済宗は栄西導師
道元は栄西の弟子だったとの説もあり
【坐禅の意義】
曹洞宗 只管打坐(しかんたざ) ただ座るのみ 何も考えない
臨済宗 看話禅(かんなぜん) 師匠からの考案(質問)の答えを考える
【座る向き】
曹洞宗 壁に向かう
臨済宗 壁を背負う
私が坐禅・写経で通っているのは曹洞宗のお寺様です 檀家ではありませんが良くしていただいています
何も考えず坐禅をするのは以外や以外難しいものです 考えない事に一所懸命になるよりも「あ〜〇〇の事が気になるな〜 でも坐禅中なのでちょっとその事は脇にずれてもらおう よいしょ」がいいみたい。
因みに
中国からお茶を持ち帰ったのは栄西だったらしい 坐禅中に眠くなるのを防ぐために苦いお茶を飲んだとか
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