ジメジメした梅雨時だからこそ気分転換に座禅しましょう

座禅の最中は五感が研ぎ澄まされます 特に聴覚、視覚、嗅覚が敏感になりますね
お線香の香りを深呼吸と共に鼻孔に吸い込み頭に浮かんだ事を整理しているとお線香の灰が「ポトリ」と落ちる音が聞こえるそうです 達人の皆さんは 私はまだまだです
目は閉じてはいけません 半眼といってぼんやりと目を開けていることでより深い瞑想に入れるとか
床の間の一輪挿しでもぼんやり眺めましょう
ズボラな私はお正月に供えた南天を置いていましたが流石に半年飾っていれば赤い実も黒くくすんでしまいましたね
ウォーキングついでに河原から採取したものに変えてみましょう


同じ赤色ですが南天ではありません
手前の丸い実は「ゆすらうめ」奥のギザギザは「桑の実」
両方共に子供の頃の思い出の品です
ゆすらうめは実家の庭先に植えてありこの時期になると兄と競って摘んで食べていました
ほのかな甘みがうれしくて
サイズの割に種が大きくひと粒食べては種を吐き出しその間も手は新しい実を摘み取り まるでお猿の兄弟のように見えてかもしれません
桑の実は畑の脇の桑の大木に鈴なりに実っていました
実家は養蚕(絹をつくるかいこを育てて繭を出荷する)業もしていたので、かいこが食べる桑の葉を畑で育てていたのです
こちらは赤色よりも熟した赤紫色なったものを摘んで食べるのですがこの紫が強烈で舌や指先に色が付き中々落ちなかったのが遠い記憶
大切にしたい思い出ですね
なんてことをぼんやり考えながら今日も静かに座禅の時が流れて行きます
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